2006年10月23日(月)
#2 シャーロット・ウォレンさん
シャーロットさんの生の声が聴けます!
トランスレーター
(1999年に来日)

東京は私に
たくさんの自由をくれる。
2人目はイギリス出身の方です。シャーロット・ウォレンさんは日本に来て、もうすぐで7年になります。そして、とても流暢な日本語を話します。声だけを聞けば、日本人だと勘違いするほどです。シャーロットさん曰く、「その言葉を話したければ、とにかくその言葉を使うことが大事」だそうです。
*インタビュー@JR渋谷駅新南口 "Beck's Coffee Shop"
English
「そうだ、日本行こう」
私は日本に来て7年くらいです。東京に来る前は、神奈川県の小田原に住んでいました。なので東京生活は2〜3年といったところです。
特に日本に興味を持ったというわけではないんです。実は子供の頃、私はシンガポールと香港に住んでいました。確か5歳から9歳にかけてだったと思います。子どもながらに、アジアの生活環境が好きでした。だからアジアに戻ってきたいと思ったんですね。
中でも日本はきっと住みやすいだろうと考えました。なぜなら日本はかなり西洋化されていて、欧米人にとっては馴染みやすい国だという印象がありましたから。「そうだ、日本に行こう」って思いました。
どんな言葉でも使わなければ話せるようにはならない。
日本語って、英語圏の人にとっては本当に難しい。でも、自分が住んでいる場所の言葉を毎日話していれば、どんな言葉でも話せるようになるんです。逆に言えば、どんな言葉でも使わなければ決して話せるようにはなりません。
私はとにかくカセットテープを聴いては真似して、を繰り返しました。ローマ字で書かれた本もあったんですが、使いませんでした。私は以前フランス語を習っていたんですが、その時も聴いては口に出してみて、を繰り返してました。それが効果的だったことを思い出したんです。
日本語の勉強を始めてから1年で、教科書に載っている会話例はほぼ読めるようになりました。もちろんそれらには漢字も含まれています。それからテープをたくさん聴いて、たくさん口に出してみました。
そしてとにかく話そうと、個人レッスンも受けました。週末には外出していろいろ写真を撮ったりして、個人レッスンでの会話のネタ作りにも励みました。そして海岸とか神社とかに行って、いろんな人たちと話しました。
量より質。
日本人の同僚は、とても頼りになりますね。でも彼ら独特のコミュニケーション方法があって、それがちょっとだけ厄介かな。とにかく相手の気持ちや人の思いに敏感でなくてはなりません。
日本人は小さなチームを組んで仕事を進める傾向がありますね。そのおかげで密にコミュニケーションが図れます。彼らとの仕事上でのトラブルは、今までに経験したことがありません。
日本で私が好きなのは、食文化ですね。「量より質」の文化です。皆さん、良い食事をしていて、食に対する関心も高いですね。品質や、お皿への盛りつけ方にまでこだわっています。そういう文化、大好きです。イギリスやアメリカではあまり見られない文化です。
街の景観に関心がない?
逆に、日本の建築物がイヤです。街の景観に、日本人はそれほど関心がないように思えます。もちろん、過去に爆撃や地震などによる都市の破壊があったことは知っています。それゆえに、その土地の歴史を保存した上での街づくりは、日本では難しいんでしょうね。
時々テレビを見てると、私の故郷のヨークシャーとかの風景が流れたりします。イギリスの田舎の風景は懐かしいですね。家族や友達にも、会いたいと思います。イギリス料理だけは、全然恋しいと思いませんが(笑)
ずっと日本にいるかどうかは、私しだいでもあるし、私の主人(日本人)しだいでもあります。私の主人もイギリスに住めるとは思うんですが、考慮しなくてはならないこともいろいろありますからね。
Photos by T.Y.

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