東京対談 #7 ジェフリー・ハーシュさん

東京対談

あなたに会えてよかった。

2007年1月27日(土)

#7 ジェフリー・ハーシュさん

ジェフリーさんの生の声が聴けます!


鉄道警察勤務(アメリカ)

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日本の人たちは、自分が日本人で
あることを誇りにしているように
感じます。アメリカでは
失われつつありますね。



このサイト初のアメリカ人です。アメリカ人って東京周辺に結構いるはずなのに、実は今回が初めて。しかも、この方は普段は東京に住んでいません。
ジェフリー・ハーシュさんの本拠地はロサンゼルス。貨物鉄道の警察部門で働かれています。そういう人が、なぜ日本にいるのでしょうか?

*インタビュー@カフェベローチェ横浜駅西口店


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スパルタ教育 

今回で日本は4度目です。初めて日本に来た時は、とにかくわけわからなくて必死でした。3年ほど前のことです。
私の妻は日本人で、彼女の家族は神奈川県に住んでいました。成田に着いても彼女は空港に迎えに来ず、その代わり自力で成田から横浜まで来てと言いました。
私が持っていたのは一枚のテレホンカードだけでした。空港に着いて、まず公衆電話を探しました。電話機を見つけて、とりあえずテレホンカードを挿入しました。自動音声が何を言ってるのか全然分かりませんでしたが、彼女がくれた番号にかけたら、つながりました。
私は彼女に、成田に着いたことを伝えました。そしたら彼女は、まず横浜駅行きのバスカウンターに行くように私に言いました。でも看板の字が読めなくて途方に暮れていました。従業員もほとんど英語が話せなかったんですが、尋ねたら「12」だと。12番乗り場に行けということですね。私は「12、12・・・」とつぶやきながら、12と書かれたポールを探しました。
でもバスのチケットを買ったら、あとはラクチンでした。シートに90分間腰を沈めて、日本の風景を車窓から眺めていました。


「チップなし」に賛成!

ようやく横浜に着いて、妻とお義母さんに会いました。そしてレストランに行きました。そこで私は初めて日本文化に接したんです。
最初に気になったのは、ウェイターさんやウェイトレスさん。彼らはお客さんが呼ぶまで席に来ませんよね。アメリカとは真逆です。アメリカでは、ウェイターさんはひっきりなしに席に来ます。日本では、呼ばないかぎり彼らは来ません。それが良いですね。
ほかにもアメリカより良いと思うものがたくさんありますよ。例えば、チップ制度がないこと。これはイイ。私はチップ制度反対派ですから(笑)      


日本の女子はファッションモデル?

日本の人たちは、自分が日本人であることを誇りにしているように感じます。アメリカでは失われつつあるものですね。アメリカではみんな、政府の悪口を言ってます。自分たちが住む場所に、なかなか誇りが持てないんです。
だから自分たちの場所を大事にしない。平気で物を道ばたに捨てたりします。そんな光景、日本ではまず見ません。彼らは自分たちの場所を大事にしますよね。
それに皆さんオシャレですね。特に女性。ファッションコンテストにでも出るのかな、という感じです。皆さんとにかく新しくて、最高の、そして値段の張る服を着ています。それが普通なんでしょうね。
お店の品揃えも豊富です。例えばアメリカの靴屋さんは、せいぜい30種類から40種類ですが、日本の靴屋さんは150種類くらい平気であるでしょう。私の好きな東急ハンズも、買い物に2日必要なくらいです。


電車を終夜運転してくれたら・・・

日本では公共交通機関が発達しているから、車を運転する必要もないし、駐車場を探す手間もいりません。そして全てが時間に正確です。私はアメリカの鉄道会社で働いていますが、アメリカでは電車が15分遅れても、人は怒りません。一方で、日本ではどんなに遅れても1分。これは利用者にとって大切なことです。
ただ、夜中の12時を過ぎたら、1時間に1本でもいいから、終夜運転をしてほしいですね。というのも、妻の実家(神奈川県三浦市)は街に出るのに時間がかかるんです。横浜に出るのに40分かかります。
さらに東京都内までだと1時間から1時間半かかります。だから飲みに行っても、いつも時間を気にします。そして電車に間に合うために、素早く用事を済ませなくちゃいけない。だから、電車は終夜運転がいいですね。


日本に住むことになったら、発狂するかも。

妻はアメリカンフードに飽き飽きしています。一方私は、調理されていない食べ物は受け付けません。だから寿司が食べられないんです。私が好きな食べ物に、彼女はもうウンザリなんてことはしばしばです。
日本に住むことについても話し合いましたよ。でも妻はあまり日本には住みたくなかった。彼女はむしろアメリカに住みたかったんです。でも私は、日本に住んでもいいと思っていました。   
ただ日本に住むうえで、どうしても気になるのが人の多さです。いつも人がいっぱいで、いつもゴミゴミしている。そういう状況に、たぶん年を追うごとにうんざりするんじゃないかと思います。
私の趣味の問題もあります。私はアウトドア志向で、バイクも3台持っています。うち1台がダート用、もう1台がマウンテンバイクです。4輪駆動のピックアップトラックも持っています。アウトドアが好きだから、もし日本に住むとしたら、趣味を変えなくちゃいけないかもしれませんね。それか好きなことができずに発狂するか(笑)


彼女が好きだから彼女と結婚した。

日本人女性と結婚した他のアメリカ人男性と私には決定的な違いがあります。彼らのほとんどは日本人女性をひたすら探すんです。アメリカ人女性と付き合えないのか、それとも日本人女性の方がイイと思っているのかはわかりませんが・・・
だから彼らは、日本人女性をゲットするために、日本に何とか溶け込もうとします。私は違います。そういうことはしません。

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私は彼女が好きだから彼女と結婚した。
決して彼女が日本人だからではありません。

だから、私は日本人のように振る舞おうなんて思いません。   

私が彼女を選んだのは、彼女が好きだったからです!



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   もっと彼のことを知りたければ・・・ 

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